学校長ごあいさつ

学校長  和泉田 健治

 実際に授業を行ってみると分かるのですが、十代の少女たちは学んでいることの内容に精神的な意味が込められている方が、よく理解できます。朝夕のお祈りにも抵抗がありません。彼女たちは無意識のうちに、人生はそもそも崇高な目的のためにあるべきだ、という理想を持っているからです。その思いを大切にする学校運営を心がけています。そして生徒たちをできるだけ積極的に授業や行事運営に関わらせ、自分に任された仕事に責任を持つようにさせると、自覚的態度、意識的態度が次第に身についてきます。
 学ぶことに精神的深さがあり、学校生活を通して自覚的、意識的態度が養われる、教育はそうあるべきだと考えます。主義主張がはっきり表せるという知力の育成にとどまらず、奥ゆかしく自覚的、意識的に振る舞える、世界への深い愛情を持った人に育ってほしいのです。
 中学校高校自時代は身体の成長が著しい時期でありますが、身体の成長とこころの成長は関連しており、その両面を支援していきたいと考えています。そして、カトリックの価値教育を学ぶことでどのような人生が価値あるものなのかということを把握し、さまざまな場面において自分で自分を充分に生かす人生を送れる女性になるよう、ライフガイダンスを行います。社会においても、女性に対して学びの場、研究の場、仕事の場がこれまで以上に開放され続けてほしいところです。本校は、互いに善意の贈与ができ、生涯その中で生きることができる人を創る場であることを目指し続けます。

「あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする」   ヨハネ8-31

教育理念

晃華学園は、カトリック女子修道会「汚れなきマリア修道会」(1816年フランスにて創立)を設立母体とするミッション・スクールです。なお、本校はマリア会系(マリアニスト)の学校として、世界のマリア会学校に共通の指針に基づいた教育を行っています。したがって、本校の教育の根底にはカトリックの教えがあり、かつマリアニストスクールに共通の5つの教育理念が包括されているのです。

1.質の高い全人教育
  • 真理を求めて主体的に学ぶ姿勢
  • 豊かな感性と創造性
  • 意欲と向上心
2.カトリック精神を根幹とした教育
  • 同時代を生きる人々への深い関心
  • 正義を実現していく考動・・
  • 「ノーブレス・オブリージュ」の精神
3.正義・平和・連携のための教育
  • ゆるぎない価値観
  • 神が造られた世界を善いものとして積極的に受け入れる態度
  • 神の無限の愛の対象としての人間の尊厳と命をいとおしむ心
4.変化に対応できる教育
  • グローバル化した世界で生きていく力
  • 情報化社会で生きていく力
  • 高まっていく女性の社会的役割に応え得る女性の育成
5.家庭の精神における教育
  • ありのままの自分、そして他者への愛と受容
  • 礼儀・規律・秩序の重視
  • 自律・自立による社会性の育成
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