KOKA´S LANDSCAPE

職業に関する学習のまとめとして、冬休みにレポート課題が出されました。このレポートは、職業に関する学習のまとめにあたるレポートです。このレポートの考察の部分では、親や親戚など身近な人への職業インタビュー(夏休みの宿題)から職業体験(2学期実施)までの間で考えたことをまとめます。以下は、そのプリントです。20180131153744_001

 

この考察の中で、生徒たちは、親や親戚などの職業と、清掃・警備の職業の共通点を見出したようです。ある生徒は、インタビューした職業が、目に見えないところで下準備をし、そうして誰かの役に立っていることを述べた上で、次のようにまとめます。

「清掃のお仕事も他の仕事と同じく、すごく大変な仕事です。そして、私達生徒が気持良く、毎日学校生活を過ごしていくためには欠かせない重要な役割を担っているお仕事です。」

また、医者についてインタビューをし、“命”に注目したある生徒は、次のようにまとめます。

「今回体験させていただいた警備の仕事、バスの運転手の仕事は、警備は、通行者を守り、バスの運転手さんは、お客さんを目的まで安全な環境で連れていかなければならない。この3つの職業(医者、警備、バスの運転手)は『他人の命を背負う』という、共通点があるということがわかりました。」

1月にはこのレポートについて、プレゼン大会が行われました。全員がレポートの要点をiPadのプレゼンテーションアプリに入力。そのうち、8名がプレゼンを行いました。

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作成したスライド、話し方、プレゼンの内容どれもすばらしく、学年団一同感動してしまいました。

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職業体験の事前学習で、生徒たちは、思いつく限り職業の数を数えました。その中に、清掃・警備は入っていたでしょうか。身近にも関わらず、気づかなかった生徒も多かったのではと思います。職業体験をした生徒たちは、清掃・警備と親の職業の共通点を見出しました。このことが、「身近なところにも職業はある」という、職業を知る“アンテナ増やし”につながること、さらには職業観・人生観を広げることにつながることを願います。

このように、中学1年生で価値観を広げた生徒たちが、晃華学園での生活を通して、人生において大切にしたい価値観を育んでいきます。これが晃華学園のライフガイダンスです。

(終)

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今回は、問題の解説の発表をした生徒たちがどのように授業を振り返ったのかを紹介します。

 

準備期間から本番まで、授業は『生徒による授業』というテーマで学習が進んでいきました。どうすればわかりやすい説明ができるようになるのか、生徒たちはさまざまな工夫をもって発表に臨んでくれました。数学において、図や式や言葉を用いて他人に誤解なく概念を伝えることはとても大切なことですから、今回の発表を通して生徒達は数学的な表現力がついたことでしょう。

しかし、実はこの授業のねらいはこれだけではありません。自らの発表と同じように重要なのは、クラスメイトの発表をきちんときくということです。自分と同じように他の人も準備に時間をかけているのですから、他のグループの工夫や良いところに目を向けて自分のものにしようとする姿勢は非常に大切です。また他人の発表を見ることを通して、自分自身の発表を省みることができるため、さらなる成長が期待できるのです。

そのため今回の授業では、それを促すための「振り返りシート」を用意しました。この振り返りシートには、それぞれのグループの感想を記入する欄の他に

・他のグループの工夫のなかで、自らの発表に活用できそうなものをかきましょう

・準備の際に自分が積極的に頑張ることができたと感じることをかきましょう

・自分の中でもう少し改善できそうだと感じることをかきましょう

などといった質問が用意されています。ほとんどの生徒が枠いっぱいに振り返りを記入してくれ、

『説明をしている人以外は、かがんだり端によけたりすることで、説明している人に注目してもらえるようにしている班があった』

『とにかく間違いのないように説明しようと思っていたけど、間違いのない説明とわかりやすくて楽しい説明は違うんだなと思った』

『数学は苦手なので、演出の方にこだわった。小道具をつくるのに時間がかかったけれど、他のグループより小道具はきちんとできて良かった』

『プロジェクターだけではなくて、画用紙も使えばよかった』

といったことを書いてくれました。教員から言われたことではなく、自身が見て感じたことをもとに、自分を省みたり反対に自信を持ったりすることができています。きちんと他のグループの発表もきけているのではないのでしょうか。これは、自らを他者と比較することによって「自らに与えられた才能・能力(タレント)に気づき、それぞれの社会の中で活かす方法を見つけていくこと」という、晃華学園が掲げるライフガイダンスの目標にも通じています。日々の授業の中に、晃華学園の想いは詰まっているのです。

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クリスマスというと、「プレゼントをもらう」というイメージが強いですが、晃華学園のクリスマスは、「プレゼントをする」クリスマスです。中学1年生は、晃華学園で生活する人々のために、クリスマスツリーのオーナメントを作成したり、ステンドグラスを作成したりします。

今年度は、折り紙や編み物、ビーズなど様々なものが、クリスマスツリーをいろどりました。IMG_4591f

ステンドグラスは、「クリスマスツリー」・「食卓」・「馬小屋」・「サンタを待つ家」がモチーフとなりました。

 

また今年度は、職業体験でお世話になった方々に、日頃の感謝も込めて、クリスマスカードを作成しました。ツリーやサンタクロースをモチーフにしたカード、飛び出す絵本のようになっているカードなど、生徒たちは思い思いの工夫を取り入れカードを作成し、清掃・警備の方々に渡しました。

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そして、3学期の始業式にはうれしいお返しが、、、なんと、清掃の方々がクリスマスカードへのお礼ということで、カードを飾り付けて下さいました。

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晃華学園の生徒たちは、教員だけでなく、晃華学園に関わる全ての人々に温かく見守られながら成長していきます。このような、職業に関する学習を通して、生徒たちはどのように成長したのでしょうか。次回はその様子を紹介します。

(続)

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職業に関する学習の一環として、今年度は、2学期に職業体験を行いました。生徒にとって身近な、清掃・警備の仕事を体験し、その体験を職業体験新聞にまとめました。

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普段、生徒たちは何気なく日常を送っています。清掃・警備を体験することを通して、何気ない日常が多くの人々に支えられていることに、生徒たちは気が付いたようです。

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「掃除の方は、授業中に掃除をしているため、音は小さくしなくてはならない。だから、モップについたほこりは、教室から離れた所で取り除いている。」(職業体験新聞より)

「私たちが休日の夏休み、冬休み、春休みなども、わざわざ学校に来て大掃除をなさっているそうです。私たちの見えない所で仕事をなさっていることが初めて分かりました。」(職業体験新聞より)

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清掃・警備の方々の気配り、苦労、努力に気が付いた生徒たちは、職業体験新聞の中で「自分たちが掃除する所は最低でも丁寧にやりましょう。それだけでも清掃員の方々の負担が減ります。」などの呼びかけを行っていました。また、「掃除の方が掃除をして下さっていることを当たり前だと考えずに、感謝の気持ちを伝えることが大切だと思いました。」というように、感謝の気持ちを持つことを呼びかける新聞も多くありました。

職業体験後、清掃・警備の方々へ「ありがとうございます」と言う生徒が増えています。このように、職業体験を通じて、生徒たちは「与えられている」ことに気が付いたようです。晃華学園のノーブレス・オブリージュはここから始まります。

感謝の気持ちを持った生徒たちは、清掃・警備の方々へクリスマスカードを作成しました。次回は、その様子を紹介します。

(続)

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今回は、実際に生徒がどんな発表をしてくれたのかを紹介します。

まずは、こちらのグループ。説明に合わせ、グラフ描写アプリの「Geogebra」を用いてリアルタイムに図を描いています。AL1

 

こちらのグループもiPadを活用。さすがデジタルネイティブ世代だ、と感心してしまいます。写真は、sinθ=sin(π-θ)の説明をしている様子です。

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こちらのグループは、チャイムなど効果音やBGMを駆使し、あたかも授業中の教室であるかのように演出。先生役と生徒役にわかれ、説明が進んでいきます。よく考えると、授業中の教室で授業中の教室を再現するって、なかなか面白いですね。柔軟な発想です。

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こちらはなんと、この発表のために台本を書いてくれたグループです。ある女の子がおばあちゃんのために『カホーテリーの花』というとても美しいお花を摘みに行ったところ、実はこのお花は数学が苦手な人が摘むと“数学の漬物”にされてしまう恐ろしいものでした、というストーリー。数学の漬物とはいったい何なのかよくわかりませんが、女の子は無事数学ができるようになり、お花を摘むことができました。ストーリーもさることながら、説明も素晴らしい出来でした。

 

 

最後にこちら。左側の生徒の手にいるのが、生徒オリジナルキャラクターの『コサイン君』です。コサイン君はとにかく定理の証明にこだわる性格で、加法定理も私が紹介した方法とは異なる方法で証明してから用いていました。てぶくろ君、と呼んだら怒られてしまいました。

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この他にも、あえて誤答をみせたり、突然指名して答えを書かせたりと、様々な工夫がありました。見どころが多く、こちらも非常に楽しく授業を過ごすことができました。生徒もたくさんのことを学んだことでしょう。

次回は、生徒が書いた振り返りシートの内容をご紹介します。

(続)

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